入試問題に挑戦第8回
三 次は漢字・言葉についての設問です。指示にしたがって答えなさい。
A 今日はラ・サール中学校の入学試験本番です。そこで「中学入試」という語の四つの漢字について考えてみましょう。
◎ 「中学入試」の「中」と「試」について考えてみましょう。
(1)「中」および「試」と同じ音読みをする漢字を組み合わせてできる二字の熟語を、一つ示しなさい。どちらが上になっても構いませんが、「中」と「試」の漢字は使わないこと。
(2)「中」と同じ音読みをする漢字と「試」と同じ音読みをする漢字のうち、部首が同じものを一組示しなさい。
(3)「試」と同じ音読みをし、同じ部首である漢字を一つ思い浮かべ、その字を含む熟語を考えて一つ示しなさい。
◎ 「中学入試」の「学」について考えてみましょう。
(4)「学」と同じ音読みをする他の漢字を使った一〇字以内の文を一つ作りなさい。
◎ 「中学入試」の「入」を用いている慣用句を考えてみましょう。□に最も適当な漢字一字を書きなさい。
(5)不十分なところを修正して、満足できるようにすることを「□を入れる」と言う。また、同じ漢字を使って、自分のものにすることを「□に入れる」と言う。
(6)とてもかわいがる気持ちを「□に入れても痛くない」と言う。
(7)気絶した人の意識を取り戻させたり、元気のない人に元気をつけることを「□を入れる」と言う。
(8)ちょっと休むときには「一□入れる」と言う。
(01年 ラ・サール中)

 

 

 

解説
受験生に要求される力は、一点、「とにかく手を動かして試行錯誤してみる」です。(1)ならばともかく「チュウシ」「シチュウ」と言って(書いて)みなければ始まりません。そうすれば解けない問題ではないはずです。(2)が最も難問かもしれません。時間配分との関係で、思い切ってとばすことも必要です。(3)「ごんべん」と「シ」ですから、まず、「詩」が思い浮かぶはずです。(4)も、ともかく「ガク」と言って(書いて)みなければならないし、そうすれば、糸口はつかめるはずです。(5)以下は平易な問題です。
冷静に自分がわかっていることとわかっていないことを整理し、わかっていないことについてアプローチの方法を考えていく。言ってしまえば簡単なことが、簡単にできないのが入試の怖さです。「普通にやることの難しさ」とも言い換えられます。案外見落とされがちな点ですが、「入試という異常な状況で普通にできる」力をつけさせられるか否か。塾の指導力の最大の見せ所と言っても過言ではありません。

解答
(1)注視・支柱 (2)忠と志(思)・仲と使・抽と指 (3)詩人・詩作・歌詞・作詞 (4)写真を額に入れた。音楽は苦手な科目だ。 (5)手 (6)目 (7)活 (8)息