NO.303

2009年 3月25日 
アクセス教育情報センター

目次

学校情報

学校情報 入試情報 教育情報 その他
浅野中

小野学園女子

カリタス女子

吉祥女子

頌栄女子学院

合同説明会 09年入試のまとめ2 ベネッセに協力

身なりで不合格

東大合格者数

ネットパトロール

NHK高校講座

名言・迷言・冥言

公的資金でボーナス

世襲批判

学校情報

浅野中 春の学校説明会
1回 5月16日(土) 12:30〜14:00
2回 5月16日(土) 14:30〜16:00
3回 5月18日(月) 11:00〜12:30
4回 5月19日(火) 11:00〜12:30
5回 5月20日(水) 11:00〜12:30
6回 5月21日(木) 11:00〜12:30
説明会終了後、学校施設見学会あり。
定員 各回とも500名。5・6年生の保護者優先。
申込方法 往復はがきにて
申込期間 4月8日(火)〜4月22日(火) 必着
詳細はホームページにて 
http://www.asano.ed.jp/

小野学園女子 「理科好き」女子育成の中高一貫女子校
(産経新聞 3月17日)
 新年度から先行実施される新学習指導要領では理科離れのなかで科学への興味、関心育てる授業が重点の一つ。私立中高一貫の女子校「小野学園女子中学・高校」(東京都品川区)は中学で理科授業の3分の2が実験といい、理・文系問わず問題解決能力の育成にも効果をあげている。歴史好きの女子「歴女(れきじよ)」が増えているというが、理科好きを育てる教育は科学立国日本の課題。どんな授業か同校を訪ねた。
 2月中旬、放課後に希望者が参加する理科実験教室。中学1年から高校1年の28人が2〜3人のグループに分かれて「クロマトグラフィーで色を分ける」実験に取り組んだ。かき氷に使われるメロンシロップから色素を抽出、含まれる着色料を探るのがテーマだ。食品添加物の種類や用途など関連知識について教師がクイズ形式で尋ねるなど実験中の指導も工夫。緑色の着色料が青色と黄色に分かれるなどを確かめ、約2時間にわたった。
 同校では、平成17年度から「理科実験重視」の授業を実施。理科の全授業時間のうち、中学1、2年では3分の2を、3年や高校1年では3分の1を実験に充てる。内容は「空気の重さを調べる」「DNA抽出実験」など多岐にわたり、中学入学からの4年間で152種類、理系の生徒は6年間で185種類をこなす。授業以外にも教科書に載っていない実験ができる先の理科実験教室や大学との連携による実験授業で生徒を最先端の科学に触れさせるなど環境作りに努めているという。重視するのは、仮説に対する議論。仮説の理由を説明し、生徒同士が話し合うことに時間をかける。「仮説を立てた上で実験結果を考察するプロセスを踏むと、そこから他のことにも疑問を持つ良いサイクルができる」と理科の中川大輔教諭。
 長谷良一教頭は「仮説を立て結果を考察し、更なる問題解決のために再実験する理科実験のサイクルは、社会における問題解決の仕組みと似ている。文系・理系を問わず実験を多く取り入れることで問題解決能力を育成し、社会でも家庭でも必要となる『考える力』を養いたい」という。
 経済協力開発機構(OECD)が18年に行った「国際学習到達度調査(PISA)」のアンケートでは、日本の高校1年の「科学への興味、関心」は世界最低レベル。「科学に関する雑誌や新聞の記事を読む」は最下位となるなど、理科学習に対して消極的な実態が明らかになっている。「理科が嫌いでも実験が好きという生徒は多い。『なぜ』『どうして』を重視し、まず理科を好きにして、理数を得意になりたいという気持ちに変えていきたい。そのために実験は最も有効」と長谷教頭。早くも効果が出始め、平成19年度の理系大学進学率は、17年度の約7倍に増加、理系を選択する生徒は年々増えているという。高校2年の新田理佳子さんは「最初は実験が嫌いだったが回数を重ねていくうちに楽しくなった。マイナスイオンなど話題になっている科学的なことが事実か自分で確かめてみたい」と話す。
大学は獲得作戦展開
 大学側も優秀な理系女子学生の獲得に躍起だ。東京大学は全学部生の女子の比率が2割程度(東大以外の東京六大学で30〜50%)といい、「女子学生3割作戦」を19年度入試から展開。理系志望の女子高生向けには女性研究者が最先端科学を講義、院生とランチをともに質疑するサイエンスカフェなども行われている。大阪大でも特に女子の比率が少ない工学部が「女子高生のためのオープンキャンパス」を開いた。一方、OECDの国際学力調査で学力世界一と注目されるフィンランドは、理系の大学院などへ進学する女性が多いといわれ、「母親が家庭で子供たちに教える家庭教育も学力の高さの秘密」という。 
http://www.onogakuen.jp/

カリタス女子 10年度入試概要
(カリタスメールマガジンより)
 カリタスは1993年以来、原則2回の入試を行ってきました。しかし、2004年の入試では「サンデーショック」に対応して2月1日に「午後」の試験を行うとともに、定員の安定確保のために試験回数を3回としました。2月1日午後入試は、2006年度入試をもって終了しましたが、試験を3回行うやり方は継続しました。
2009年度入試で再び「サンデーショック」を迎えましたが、今回の入試で特徴的だったのは、特に第3回目(2/6)の試験です。少ない枠に多くの受験生が殺到し、たいへん加熱した試験になったのです。本校を第一志望とする受験生が、思うように結果を出せずに2月6日以降まで望みをつないでいるようなこともあり、そのつらさを考えると私どもも心が痛みます。そこで、午後入試を行って3年、3回入試を行って6年を経た現在、入試日程を抜本的に見直すことにいたしました。
(1)3回の試験を2回とし、1回あたりの募集人数を増やす
(2)第1回試験は2月1日、午前に行う
(3)2月6日の試験は中止する
(1)について
 1回あたりの募集人数を増やすことで、受験生にとって受験しやすくなるのではないかと考えます。
(2)について
 本校を第一志望とする受験生のために、2月1日の午前入試は継続します。
(3)について
 冒頭に述べた理由により中止し、その人数を他の回に振り分けます。
2010入試日程(概要)
第1回 2月1日(月)午前 4科 定員55名
第2回 2月4日(木)午前 4科 定員55名
帰国生 2月4日(木)午前 2科および面接 定員若干名
*第3回試験の中止に伴い、2科4科選択制はとりやめます。 
http://www.caritas.ed.jp/

吉祥女子 10年入試要項概要
1回 2月1日 女子102名 4科
2回 2月2日 女子102名 4科
3回 2月4日 女子 30名 4科
09年入試結果
        1回    2回    3回
入試日  2月1日  2月2日  2月4日
募集人数  102   102     30
応募者数  488   624    541
受験者数  461   438    371
合格者数  215   139     70
合格基準点
(340)    215   207    202
説明会等の日程
 5月 9日(土) 学校説明会 10:30〜12:00 5年生以下対象
           学校説明会 14:00〜15:30 6年生対象
 6月20日(土) オープンキャンパス
 9月12日(土) 学校説明会 10:30〜12:00 5年生以下対象
10月14日(水) 学校説明会 10:30〜12:00 5年生以下対象
10月28日(水) 学校説明会 10:30〜12:00 6年生対象
11月21日(土) 学校説明会 10:30〜12:00 5年生以下対象
           学校説明会 14:00〜15:30 6年生対象
12月 6日(日) 入試問題説明会 10:30〜12:00 6年生対象
           入試問題説明会 14:00〜15:30 6年生対象 
http://www.schoolguide.ne.jp/kichijo/index.html

頌栄女子学院 入試報告会(09年3月17日)
1)校長挨拶 岡見先生
今年の報告会は各教科による入試問題解説を中心におこなう。
今年の12月に創立125周年を迎える。
頌栄女子学院は日本人により開校されたキリスト教(プロテスタント)の学校。
男女は同権だが同質ではない。男女に合った教育を行う。
中高の6年間はバランスの取れた人を育てるために大事な時期。学力、国際感覚、社会への奉仕を身につける。
自分の将来の進路を選び、行動できる人を育てる。
生活指導は家庭と協力して行う必要がある。そこで、入試で保護者面接を行っている。
髪を染める、パーマ、ピアスは禁止。携帯電話の持ち込みも原則として禁止。
聖書の教えを基礎にした教育を行っている。全学年週1時間の聖書の時間がある。
日曜日には教会へ行くことを勧めている。
授業は週5日制。ただ、土曜日も学校は開放している。
高3で和式の礼法と書写が必修になっている。大学受験を控えているが、生徒は集中して取り組んでいる。
頌栄は行事が多いのが特徴。
校外施設として志賀高原の頌栄山荘と軽井沢学荘を持っている。
頌栄山荘は中1のオリエンテーションキャンプや、クラブの合宿、スキー合宿等に利用。
軽井沢学荘は合宿やセミナーに利用。
1889年に軽井沢学荘で日本で初めての林間学校を行う。
今年は2月1日が日曜日にあたっていたが、頌栄は入試日を動かさなかった。
09年度入試状況
1回    2回    帰国12月  帰国1回  帰国2回
2月1日  2月5日  12月13日 2月1日  2月5日
募集人数 100   100
応募者数 376   664   137    26    22
受験者数 338   431   135    25    17
合格者数 134   115    74     8     5
補欠発表、繰上合格は行っていない。
合格後の辞退者の中には、入学オリエンテーションに来てから決めるという人もいた。
学債、寄付は一切ない。
大学合格状況(3月10日現在)
222名が卒業。早稲田、慶応、上智とも過去最高の合格者数222名(現役は208名)。国公立32名、医学部9名(現役4名)。
3月15日に卒業式を行う。3年間皆勤が44名、うち24名は6年間皆勤だった。
2)入試問題解説・授業内容解説
国語 田中先生
入試について・・あたりまえのことをあたりまえに考えられる生徒を選びたい。最近の子どもは常識的なことを常識的に考えられない。
例年、1回、2回とも説明的文章、文学的文章各1題、計2題の長文読解問題を出題。
ここ数年は教員執筆による文章を問題文と出題している。09年入試では1回、2回それぞれ1題ずつ教員執筆の文章を使用。著作権問題への対応と、出題意図を寄り鮮明にするため。ただし、これ以上教員執筆の文章の比重を大きくするつもりはない。
文学的文章では登場人物の心情をつかむことが中心。頌栄の国語では、教材を通して人間理解、情操教育を意識した授業を行っている。
大学入試では要約力を問う学校が多い。形式段落の意味のまとまりをどうとらえるのかが問われる。
入試問題の説明的文章では、構造的な読みと文章全体を捉える力を見る。接続詞の補充、抜けている文章の補充、要約の正誤判定などでその力を問う。
答案を採点しての印象として、1回は余裕があると思っていたが、時間が足りない受験生が多かった。字数制限の記述問題のせいではないか。字数制限の記述は自由記述より得点率が下がっている。
2回では解答欄の空白が目立たなかった。
頌栄では記述問題の方が選択問題より配点の比重が高い。
記述問題では部分配点をしている。あきらめずに積極的に取り組んで欲しい。
試験時間が40分。その時間内ですばやく、適確に読み取る力をつけて欲しい。
出題意図を捉えていない受験生が増えている。人物の気持ちを聞いているのに内容を答えるなど、自分の都合のよいように解釈して答えている。
授業の特徴・・帰国生は国語の試験がない。帰国生が多いので国語の学力の幅が広い。逆に、帰国生の発言が国語の授業の活力を生んでいたりする。文化や環境、読解方法をあらためて考える機会になっている。
年3回漢字テスト。年1回漢字コンクール。古文単語テスト。
追試などの事後指導。俳句、短歌、川柳などの会に投稿。課題図書の提示。などを行っている。
国語力は全教科の基礎であり、生きる力の根幹を養うものだと考えている。
算数 河野先生
入試について・・中学生になってからの学習に必要な学力を確認する問題を出題している。道具として使える程度の計算力が身についていること、基本的な数量(速さ、割合、面積など)が正確に求められること、正しく問題内容を理解できること、解答を得るために何が必要かを順を追って思考できること、考えたことを言葉で表現できることなどを確認する。難問ではなく、基本的な問題を中心に各分野から出題する。
□1・□2・・計算問題3問、一行問題5問。道具としての計算力、算数の基礎力を見る。
□3・□4・・考える問題。中には言葉で答える問題も。
□5・・・・・長い文章を正確に読み取る問題。途中式も要求する。
入試では学力の伸びる可能性のある生徒、伸びようとする生徒を選びたい。
考える力には言葉が必要。
数学を学ぶと言うことは数学語を学ぶということ。具体的な事柄を整理して一般化する。
40分の試験時間に比べ、問題数が多い。早く正確にできるかを見たい。
中には解きにくい問題もあるが、逃げ出さない気持ちが必要。
授業・・考える力をつけることときめ細かな指導が特徴。
考える力をつけるために答えを出す過程を大事にしている。
生徒は真面目で自宅学習もよくやっているが、記憶だけでやっている場合も見受けられる。
授業では、模範解答に頼るのではなく、なぜそう解くのか、どう解こうとしているのかを言葉で説明させる。考察ノートへの記入する取り組みも行っている。
定期試験では考えたことを読む人に適確に伝えられるように書かせることもある。
不振者を出さないように、小テストを実施し、昼休み・放課後には再テストも行う。
後で数学の学習のための道具となるものについては徹底的に定着を図る。
中1から家庭学習用の副教材の学習ノートを担当者がチェックする。
最近は3割の生徒が理系を選択。文系にも数学を選択する生徒がいる。
大学入試のためだけでなく、人生で降りかかる何台に立ち向かうために、自分で考える力を数学を通してつけてあげたい。
理科 小島先生
入試について・・入試では考えようとする生徒を見つけたい。考える力以前に考えようとしない生徒が増えている。入試問題を例にとれば、第1回のメトロノームを使った問題では、メトロノームを知らなくてもグラフから読み取った数値から法則性を見つけ、グラフに書かれていない部分の数値を推測して欲しい。第2回の電流の問題においても、ダイオードを知らなくても、説明を読んでそのルールの中で考えてくれればよい。
また、第2回の環境問題の発電方法に関する記述では、答えに論理性があるかどうかを見ている。
昨年のノーベル賞やゲリラ豪雨などの大きなニュースにも関心を持っていて欲しい。
受験生としては基本をおろそかにしないで、考える問題に取り組んで欲しい。
授業・・中学では分野ごとに学習。高校での授業につなげていく。実験、観察、実習等で理科への関心を持てるようにしている。
高校では生徒のニーズに合った科目設定を行っている。
社会 玉木先生
入試について・・地理、歴史、公民の3分野から出題。やや歴史が多めになっている。受験生によって分野ごとの出来に差がある。
ご当地バーガーと県庁所在地の問題のように時事的な問題を切り口として出題しているので、社会の動きに注意して欲しい。
問題量が多いが、合格している生徒は最後の問題までいっている。今後も同じ分量の出題を予定している。
用語を漢字指定で書かせる。正確な漢字で書けるというのも理解の一つと考えている。入学後の定期試験でも用語は漢字で書くようになっている。
記述の問題を増やしている。大問1つに必ず1つは記述問題が含まれている。定期考査でも学年に応じて問題の1〜3割は論述形式の問題。頌栄では全教科が小論文対策に取り組んでいるが、社会科としての取り組みの一つ。
授業・・中学3年間、中1は地理・歴史、中2も地理、歴史、中3は公民とオーソドックスなカリキュラムになっている。ただし、教材は全てオリジナルプリントを使用。
定期試験での不振者には追試、再試を実施し、基礎的な知識は確実に身につけるようにしている。
高1 日本史、世界史が必修。
高2 日本史、世界史が必修選択。現代社会が必修。
高3 生徒の希望に合わせた選択制でテーマ学習、入試問題演習を行う。
学外の予備校に通わなくても、大学入試に十分対応できる内容になっている。
校外学習では事前学習を行い、それが定期試験の出題範囲にもなっている。
中2 会津・若松
中3 広島・萩
高2 北海道・東北
小論文対策として各学年で課題を与えて文章を書く。
社会は暗記科目という意識を打破したい。
生徒に要求するだけでなく、教員も巨視的な目で社会を見ていこうと話している。 
http://www.shoei.ed.jp/

合同説明会
春一番合同相談会 24校が参加
日時 4月25日(土) 10:30〜14:00
場所 立川パレスホテル4F
参加校 穎明館、大妻多摩、桜美林、鴎友学園、共立第二、工学院大附、駒沢学園、実践学園、白梅学園清修、帝京大学中、帝京八王子、東海大菅生、東京純心、日本大学第三、富士見、藤村女子、文華女子、宝仙学園、武蔵野女子学院、明治学院、明星中、明法中、目白研心、八雲学園

神奈川私立中学相談会 神奈川の全私立中学61校が参加
日時 4月29日(祝) 10:00〜16:00
場所 パシフィコ横浜(みなとみらい駅徒歩5分、桜木町駅徒歩15分)
内容 ブースでの個別相談、小学生のための体験コーナー、公開座談会

東京私立女子中学校合同相談会 33校が参加
渋谷会場 5月11日(月) 10:30〜14:30
 渋谷セルリアンタワーB2F (JR渋谷駅 西口)
所沢会場 5月17日(日) 12:30〜16:00
 所沢くすのきホール8F (西武線 所沢駅東口)
浦和会場 6月20日(土) 12:30〜16:00
 浦和コルソ7F (JR浦和駅西口)
参加校
跡見学園、鴎友学園、小野学園女子、川村中、北豊島中、共立女子、国本女子、京華女子、麹町学園、実践女子、十文字中、女子聖学院、白梅学園清修、千代田女学園、貞静学園、田園調布学園、戸板中、東京家政大附属女子、東京女子学園、東京都市大等々力、東京文化、トキワ松学園、日本橋女学館、富士見中、藤村女子、普連土学園、文華女子、文化女子大杉並三輪田学園、武蔵野女子学院、村田学園小石川、八雲学園、山脇学園 
http://www.kf-p.co.jp/33jh/

カトリック校フェア2009
日時 6月7日(日) 9:30〜15:30
場所 上智大学四谷キャンパス12号館 
    (JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ッ谷駅徒歩5分)
参加校 浦和明の星女子、カリタス女子、暁星、光塩女子学院、晃華学園、サレジオ学院、白百合学園、聖心女子学院、聖セシリア女子、聖ドミニコ学園、星美学園、聖ヨゼフ学園、東京純心女子、東星学園、聖園女学院、目黒星美学園、横浜雙葉<このほか資料のみ参加校として、栄光学園、聖光学院、雙葉>
その他 私学の中高一貫教育に関心を持つ方であれば、どなたでも参加できます。
     低学年のお子さまをお持ちの皆さまも、ぜひご参加ください。
     (事前のお申し込みは不要です。直接会場にお越しください) 


入試情報

09年入試のまとめ2
応募者数−受験者数−合格者数抜粋
 09年入試における学校別の応募者数−受験者数−合格者数の抜粋をアクセス教育情報センターの会員のページに掲載しております。下記をクリックしてご覧ください。

 共学校・国公立校


教育情報

ベネッセに協力 横浜市教育委員会の「家庭学習ガイド」
(神奈川新聞 3月3日)
 横浜市教育委員会が民間教育企業との連携で、経費を企業が担って作製し、小中学校の保護者らに配布した「家庭学習ガイド」(A5判三十二ページ)が市会で論争を呼んでいる。自宅学習のノウハウ、最新の教育情報などをまとめたものだが、後半四ページは企業の通信教育の広告を掲載し、プレゼント応募はがきも添付。二日に開かれた市会予算第一特別委員会では「特定企業の通信教育を勧めるような印象」「公教育の中立性が損なわれる」などの指摘が出ている。“公民連携”のあり方が問われた形だ。
 ガイドは小中学生版各五万部が作られ、今月の入学説明会で大半を保護者らに配布した。経費約千五百万円を負担し、作製したのは通信教育などを行っている「ベネッセコーポレーション」。厳しい財政の中で、民間とのタイアップ制度「市広告事業マッチングシステム」を市教委が初めて活用。公募に同社一社が応募したという。市教委が編集方針を示し、文章の大半を提供。ベネッセが独自情報や資料、イラストを加えて作製。経費負担する一方、四ページにわたり家庭学習用の教材や通信教育の広告を掲載した。
 特別委では「かなり企業色が強い。学習の不安をあおった上で、通信教育の勧誘のようだ」(民主党、飯田助尚氏)、「公教育は中立性を保つべきだ。応募はがきでの個人情報流出も懸念される」(無所属クラブ、宇都宮充子氏)などの指摘が出た。また、広告のページであるとの表示が見えにくいことなども、市議から問題視されている。市教委生涯学習課は「財政危機の中で民間の力を生かした。通信教育を推奨しているわけではない」と話している。
関連記事
家庭学習ガイドでベネッセがアンケート(神奈川新聞 3月17日)
 横浜市教育委員会が教育関連企業と連携し作製した「家庭学習ガイド」が、「公教育の中立性が損なわれる」などと指摘されている問題で、企業が各小中学校に対し、保護者の反応やガイドによって通信教育の印象が変化したかなどを問うアンケートを行っていたことが十六日、分かった。市議からは「通信教育を広めるために学校現場が使われた。限度を超えている」との反発が出ている。ガイドは教育関連企業ベネッセコーポレーション(本社・岡山県)が経費を負担し十万部作製、後半四ページを同社の通信教育「進研ゼミ」などの広告を掲載。市会などから「通信教育の勧誘のようだ」と指摘されている。
 アンケートは、質問用紙をガイドと一緒に各小中学校に配布。ベネッセにファクス送信してもらう形式。ガイドの感想のほか、「冊子を受け取った保護者のうち、興味を持っていた方の割合」「ガイド発刊による進研ゼミへの印象の変化」などを各校に聞いた。神奈川新聞の取材にベネッセは「アンケートは実施した。詳しい内容は答えられない」と述べた。市教委生涯学習課は「回答は各校からベネッセに直接送信されたので、回答の件数や内容は分からない」とし、質問内容については特に問題視しなかったという。
=安易にベネッセに頼っていると、いつの間にかベネッセがウイルスのように教育界全体を犯していたということになってしまうのでは。=

身なりで不合格 校長停職3ヶ月に「おかしい」の声
(J−CASTニュース 3月10日) 
神奈川県の高校入試の点数で合格圏内に入っていた受験生の一部を「服装が乱れている」などの公開されていない基準で不合格にしていた問題で、県教育委員会は入試責任者だった前校長と前々校長を停職3ヶ月という懲戒処分にした。免職一歩手前ともいうべき重い処分だ。問題が発覚して以降、教育委員会には「学校の建て直しに貢献した」などと、前校長を擁護するメールが殺到。処分の発表後も、「処分はおかしい」との声が寄せられているという。
◇9割が学校側の判断を支持
この問題は、県立神田高校(平塚市)の2005、06、08年度の入試で、「まゆをそっている」「スカートが短い」「軍手を付けたまま書類を受け取った」といった、公表されていない基準をもとに、合格圏内の受験生22人を不合格にしていたもの。問題は08年7月に内部通報で発覚し、学校側は08年10月に「ルールを逸脱していた」と会見を開いて謝罪。渕野辰雄校長は更迭された。謝罪会見以降、「外見だけで判断するのは良くない」などと学校側の対応を批判する声もある一方で、「そもそも、非常識な格好で受験しようとするのがおかしい。学校側の判断は妥当」という「擁護論」も多い。実際、教育委員会には08年12月4日までに、電話で340件、メールで1060件の意見が寄せられたが、その9割が渕野氏や学校側の判断を支持するものだったという。
 また、神田高校は、1年あたりの中退者が100人を超える「問題校」とされていた。そんな状況で、渕野氏は学校と生徒・保護者の連絡を緊密化するなど、立て直しに向けての取り組みを続けてきた。これが学校関係者に評価され、08年11月には、在校生とPTAのOBが、渕野氏の校長復帰を求める約3400人分の署名簿・嘆願書を県庁に提出してもいる。
 だが、09年3月9日になって渕野氏に対して下された処分は、「停職3か月」という重いものだった。渕野氏以外にも、問題の入試が行われたときに校長(渕野氏の前任)、副校長、教頭だった4人が、停職3か月、減給3か月などの処分を受けた。
◇停職3か月は「体罰やわいせつ行為」への処分
教育委員会の教育局行政課では、「業務上の処分で『停職3か月』というのは、ほとんどありません。このレベルの処分は、通常であれば、(生徒に対する体罰やわいせつ行為といった)『非行事案』に対して行われるものです」と話す。同課の説明によると、その判断には、紆余曲折があったようなのだ。処分は6人いる「教育委員」が決めるが、当初は「そもそも、処分はすべきでない」という意見が出される一方「懲戒免職にすべき」との声もあったという。その上で、事実確認を進めながら議論を進めた結果、「もっと重い処分も考えられるが、これまでの学校を改善するための努力や、保護者からも評価する声があがっている」として、「停職3か月」という処分が決まったのだという。
処分発表後も、渕野氏を擁護する声があがっている。教育委員会の総務課広報班によると、発表翌日の3月10日には、16時までに電話11件、メール9件が寄せられた。内容は、ほとんど全てが「処分はおかしい」というものだったという。

東大合格者数 有名私立が減少、地方公立高校の「反撃」始まる 
(J-CASTニュース 3月13日)
 東大合格者の高校ランキングによると、名門・開成高校(東京)が129人と前年比59人減、灘高校(兵庫)が95人で同19人減と、有名私立高が軒並み「凋落」していることが分かった。一方で、地方の公立高校が躍進、その秘密を追った。
◇公立高出身の合格者は「100人近く」増加
 週刊朝日は2009年3月20日号で、東京大学合格者・高校ランキング(前期日程・速報版)を掲載した。順位は、開成、灘、その後麻布(東京)、栄光学園(神奈川)、聖光学院(神奈川)ラ・サール学園(鹿児島)と続いている。いずれも「私立」で「中高一貫」の名門。その一方で、岡崎高校(愛知)が07年の26人から40人(08年)、42人(09年)、富山中部高校(富山)が07年の14人から20人(08年)、25人(09年)など、多くの公立高校が東大合格者を近年増やしている。
 ある名門私立高校の進路指導主任は、07年と08年を比較すると、公立高校出身の合格者数は「100人近く」増加していると話す。その背景には2つの側面があるようだ。1つ目は東大が「発信力」を強化していること。教育、研究面で「世界レベル」を目指し、積極的に全国の優秀な生徒を集めようとしているからだ。「例えば以前には『大学案内』さえなかった。小宮山総長になって作成を始め、5万部がすぐになくなったそうです。他にもホームページの充実や地方での説明会など、多様な取り組みをしていますよ」
 2つ目は「地方大学のリスク」。「国立大学にも大学淘汰の波は及びますから、少しでもリスクを避けるために地方の高校が首都圏の大学へと志向を変化させてきています」このため、以前は地元の大学に入学していた生徒の上位層が、東大志望に変わっているのだという。
 また、東大合格を目指す漫画「ドラゴン桜」を読んで「自分でも東大を目指せる!」と気づき、志望した生徒も多いそうだ。人気漫画の影響は意外に大きい。
◇札幌南は「東大プロジェクト」を発足して躍進
 実際に公立高校はどのような取り組みをしているのだろうか。公立高校で合格者数第1位の岡崎高校は、合格者42人中浪人生が18人と多い。同校の進路指導主事は「年3回、浪人生全員を集めて『激励会』を行っています」と明かす。「浪人生の中には志望校に落ちてしまい泣いている子もいます。そんな子たちにきめ細かいケアをしています」
 25人の合格者を出した富山中部高校は、8年ほど前から中高一貫校に対抗するための「学校改革」を行ってきた。「伝統校ならではのデータの蓄積がありますから、学校独自の『基準点』があり、外部模試の結果に左右されずに具体的な学習・進路指導ができます」と自信を見せる。「大都市では塾や予備校で勉強、という光景が目に付きますが、地方では学校機能と予備校機能を『まるがかえ』にしてやっているんです。課題も濃いものをたくさん出しているし、土曜日の特別授業や、数多くの面談で、生活から進路まできっちり指導しています」また、「大学探訪」として東大へ実際に訪問する、ということもやっているそうだ。「地方の生徒にとっては具体的に『ここへ来る!』というイメージが湧き、モチベーションを高めるのは大切なことなんです」
 同様の取り組みをしているのは札幌南高校(北海道)だ。07年には6人だった合格者数が09年には20人に増え、大きく躍進している。同校では「東大プロジェクト」を08年から発足させ、年に15回、東京大学についての勉強会を開いているという。「以前は東大がどこにあるのか分からない、文I、理Iの内容も分からない生徒がいたほどでした。東京は遠い、難しい、情報が足りない、といったイメージがあったのも確かです。それを払拭して正確な情報を与え、きっかけを作ろうとして始めました」と同校の進路指導部長は話す。多いときには50人もの生徒が参加し、過去問のトレーニングもしているそうだ。「常に『東大』という言葉が行き交うようになり、身近になりました。こういった取り組みが功を奏した面もあります。でも、生徒が本当に良く頑張ってくれました」と嬉しそうな様子だった。

ネットパトロール 石川県教委、独自に対策チーム
(朝日新聞 3月18日)
 石川県教育委員会は4月から、ネット上の掲示板やブログなどのパトロールをする「ネットトラブル対策チーム」を新たに設置する。他府県では埼玉県教委が学校裏サイトなどの監視で臨時職員6人を雇用する方針を明らかにしているが、県が独自で組織を作って対策に当たるのは全国でも珍しい取り組みという。対策チームは、情報技術に詳しい教員8人と弁護士や県警サイバー犯罪対策室、携帯電話事業者らでつくる。パソコンと携帯電話を2台ずつ設置し、週に2回、半日ほどかけてネット上を巡回。掲示板などへの悪質な書き込みを早期に発見し、管理者への削除依頼を出すなどして被害を未然に防止する。生徒の間で情報交換のために立ち上げられた非公式の学校掲示板「学校裏サイト」や出会い系サイトも巡回し、トラブルや犯罪につながりそうな書き込みは県警へ捜査を依頼する場合もある。パトロールで発見した有害サイトや、ネットでのトラブルの情報は、必要があると判断した場合は学校側にも提供。生徒や保護者への指導にも役立てる。 
 県教委が昨年10月、県内の小中高校を対象に実施した「携帯電話に関するアンケート調査」によると、「携帯電話を持っている」と回答した生徒のうち、中学で13.8%、高校(全日制)で31.2%がブログや通称「プロフ」と呼ばれる自己紹介サイトなどの個人サイトを携帯電話のネット上に持っていると回答。また、高校生(全日制)の30.2%がブログや学校裏サイトなどに「書き込みをしたことがある」と答えており、ネット上でいじめや中傷をされたことがあると答えた生徒は高校で1700人以上、他人を攻撃するような書き込みをしたことがあると答えた生徒も1200人以上にのぼった。 
 パトロールをするのは外部に公開されているサイトのみで、パスワードなどでロックされて閲覧できないサイトは対象外。しかし「学校裏サイト」や「プロフ」などのサイトは、外部からも自由に閲覧や書き込みができるものも多い。検索すると、県内の生徒のものと思われる書き込みが簡単に見つかるという。それでも学校単位では、専従の職員を付けてこまめにネット上を巡回したり、情報収集したりするのは難しい状況だ。金沢市内の県立高校の教員(56)は「携帯電話を持っている生徒は多いので、使い方についての指導はしている。でも実際の書き込みについてはなかなか人も時間も割けないし、情報も入ってこない」と話す。県教委は「パトロールで発見できるのは被害の一部ではあるかもしれない」とする一方で、「チームを中心に関係機関が連携することで、トラブルへの対処をスムーズにしたい」と話している。

NHK高校講座 小学レベルから学び直し
(朝日新聞 3月19日)
 1960年の放送開始以来、高校生の自宅学習や通信制高校の教材に利用されてきたNHK教育テレビの「高校講座」。その番組でこの4月、初めて義務教育の学習内容が放送される。小学校中学年レベルから用意し、「学び直し」に使ってもらいたいという。「ゆとり」路線以来指摘されている学力低下に加え、勉強に意欲が持てない生徒は増えており、おなじみの老舗(しにせ)番組も実情を踏まえて「決断」した。「ベーシック10」と銘打ち、通常の教科ごとの講座とは別に、4月6〜17日の平日、午後3時から集中放送する。国語、数学、英語を1日10分ずつ。ステップ1〜10まで難易度は日々上がり、最終的には「三平方の定理」(数学)といった中学レベルまで到達する仕組みだ。 
 「『少ない』『短かい』『危ない』。間違った送りがなはどれ」 
 「100グラムと5.5キログラムを足すと何グラム」 
 「黒 赤 黄色 英語で言ってみよう」 
 講座序盤にはこんな基礎的な問題が出てくる。コミカルでカラフルなアニメのキャラクターやラップによる陽気なBGMを使い、飽きさせないように工夫した。
 番組スタッフが参考にしたのが、千葉県立姉崎高校(市原市)の取り組みだ。同校は04年度から、「マルチベーシック」と名付けた学校独自の科目を設けている。「課題校」と呼ばれ、中退者の多さに苦慮していた同校。入学時の学力が高校水準に達していない生徒が大勢いた。アルファベットの書き取りや分数の計算など、小学生レベルからのプリント学習をほぼ毎日続けさせた。立ち上げに中心的にかかわり、「ベーシック10」でも監修を務める松本隆夫教諭(48)=現・県立木更津高校=は「まずは鉛筆を持たせることから始めた」という。「分からないままにしておくと授業が成立せず、学校生活も荒れてしまう。易しい問題からレベルを上げて意欲を持たせることが必要です」 
 文部科学省によると、高校進学率は97.8%(08年度)とほぼ「義務教育化」している一方、中退者数は7万2854人(07年度)と多数にのぼる。不登校も5万人を超えるが、勉強につまずき、意欲がもてなくなるケースも多いとされる。番組は、放送後もパソコンのネット上で無料で見られる予定。将来的には、高校生により身近な携帯電話で視聴できるようにしたいという。


その他

名言・迷言・冥言
(剣客群像 池波正太郎)
 人の一生のうちで、胎内より生まれ出たるそのときから、何よりもはっきりわかっておることは、いったい何であろうかな。それは、かならずいつの日にか、人というものは死ぬことよ。当たり前のことじゃがな、この当たり前のことが、人というものに、まことに正しく深く、よくよくのみこめていないのじゃ。おのれはいつか必ず死ぬる時を迎える。この一事をこそ絶えず念頭におもい、一日一日を生きてゆくことが肝要だわぇ。

公的資金でボーナス AIG、幹部に最大6億円
(毎日新聞 3月15日)
 15日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、政府管理下で経営再建を進める保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が08年分のボーナスの一部として幹部約400人に計約1億6500万ドル(約161億円)を支払うと報じた。1人当たりの支給額は最大650万ドル(約6億円)。
 AIGはこれまで4回にわたって計1700億ドルに達する公的資金による救済措置を受けており、サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長は15日、ABCテレビとのインタビューで「言語道断だ」とボーナス支給を強く批判。将来的に法律で規制されるべきだとの考えを示した。下院金融委員会のフランク委員長もFOXテレビに「法的に回収可能かどうか検討しなければならない」と語った。米メディアによると、ガイトナー財務長官はAIGに対して再考を求めたが、リディ最高経営責任者(CEO)は、経営危機が表面化する前に契約で決まっており、15日までに支給しなければ訴訟を起こされる可能性があると説明した。
 ボーナスは、リスクが高い金融商品への投資に傾斜して巨額の損失を出した資産運用部門の幹部向けが大半。AIGは、別のボーナス計約5500万ドルを昨年12月に幹部に支払っている。
関連記事
見習われる日本(毎日新聞 3月19日)
 AIGが幹部社員に総額約1億6500万ドルのボーナスを支給したことにオバマ大統領は激怒したが、AIGの側は支払わなければ訴訟を起こされるとして応じない。政府が支援しなければ倒産してボーナスどころではなかっただろう。つぶれて金融システムが破綻(はたん)しては困るというので助けると、会社が生きている以上は契約の履行は当然で、取り戻せないというのもおかしな筋道である。
 日本ではそうはしなかったことを見習え、という米国上院の議員もいる。政府が救済する前の詰めも甘かったのだろうが、そこにはもっと重要な問題も見えてくる。米国のこれまでの常識は、経営者がそうした公益的な判断をすることを期待していない。経営者は株主に対してだけ責任があり、利益のためには法令に違反しない限り、何をやってもいいのが常識だからである。短期に成果が出なければ、長期には成果に結びつく公益への配慮も無価値である。それが本来は公益を柱とするはずの銀行等でも通用していたと思えばぞっとする。
 問われているのは個々の銀行の問題だけでなく、無責任が横行するシステムまた社会風土という根の深い問題である。今回米国でもその根本に目が向いたとすれば、企業観や社員観などが転換する重要なてこになり得る。世界的な同時不況の災厄もこのような価値観の大転換のきっかけになるなら、マイナスだけとはいえない。
 そして責任を省みない異常な事態に対する国民の反応が日本では経営者の行動にも影響を与えるのは、これからの世界の流れの基本となる健全な精神風土が、日本にはあるということだろう。そう考えれば、日本が一足先に立ち直ることを支援する政策は、世界にとっても重要なことは更に明らかである。
=ある国では600兆近い借金がありながら、政治家や公務員は民間の平均以上の給与やボーナスを支給されている。彼らの給与やボーナスも公的資金(税金)のはず。=

世襲批判 岡田・民主副代表が小泉元首相の次男後継指名に
(毎日新聞 3月21日)
 民主党の岡田克也副代表は20日、神奈川県横須賀市などで街頭演説し、同市が地盤の小泉純一郎元首相が次男を後継指名したことについて「痛みに耐えていた国民に対し、辞める時の最後の仕事が世襲では救われない。はっきり世襲に『ノー』と言おうじゃありませんか」と批判した。
=民主党からは次の選挙で世襲議員は立候補しませんと言わないと、言っていることとやっていることの辻褄が合わなくなってしまう。=